気密性の高い木造住宅にとって、換気システムはとても重要です。 「炭の木造住宅」は室内の空気をいつでも健康的でクリーンな状態に保つために、炭パワークリーンシステムを導入しました。 「炭パワークリーンシステム」(特許取得)は、室内の汚れた空気を強制的に機械換気し、住戸内への外気導入口は吸気浄化フィルターによって花粉やホコリ、排気ガスをほぼ取り除いた新鮮な外気を室温に近づけて取り込み、天井内の「炭チャンバー」を通して天然炭の層で浄化されたクリーンな空気を各室内に送り込みます。また、「24時間第一種熱交換型セントラル換気システム」を組み合わせることで、冬場、外気温度が±0℃で室内温度を23℃として内外温度差は23℃です。室内の汚れた23℃の空気を外に排出するとき、熱交換素子により約7割の温度(熱エネルギー)を、その熱エネルギーで零度の外気導入を16℃に上げて各部屋に供給します。 これを23℃まで暖めるには7℃分のエネルギーで済むため、大幅な冷暖房費節約が可能になります。 「炭の住宅」はカビの発生させる湿気の調湿、消臭効果、空気洗浄効果、新建材から発生する臭いの脱臭などにも、抜群の効果を発揮し、室内空気のホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、トルエンなどの有害物質を限りなくゼロに近づけるというコンセプトです。
筋かいは、基本900幅で造られる耐力構造です。そこに「455幅筋かい耐力壁」を採用したことで、スペースの確保ができるようになり、間取りプランニングの自由度の広がりや狭小住宅・狭小壁・インナーガレージ等への対応を可能にしました。さらに日本で初めて耐力壁として評定取得された「つくば耐力壁455」を使用している為、耐力構造としての耐久力も安心です。
K型2段筋かい「つくば耐力壁」は圧縮と引張の耐力は同じです。※壁強さ係数は、短期許容せん断耐力を1.96で除した値。
人命を守り、延焼のリスクを低減「省令準耐火構造」
グランホームの住まいは、住宅金融支援機構が定める基準に適合する「省令準耐火構造」となっています。木造の構造体を強化石膏ボードなどで覆うことで、
1.隣地からの火災をもらわない
2.万が一火災が発生した場合、一定時間その部屋から火を出さない
3.万が一部屋から火が出ても延焼を遅らせる
など、これらの対策がなされていることが条件となります。火災から家族と財産を守るのはもちろん、火災保険費用が安くなるメリットもあります。
北国の厳しい寒さを防ぐ断熱対策として、熱伝導率が低い樹脂サッシと複層ガラスを組み合わせた窓を標準装備しました。一般的なアルミサッシと比べて約3倍の高い断熱効果を実現。灯油消費量で比較するとおよそ1/3と、ランニングコストも大幅にダウンします。また、空気の層を2枚のガラスが挟み込み、室内側ガラスの内側を特殊金属膜(Low-E)で覆う仕様となっており、その効果としてさらに断熱性がアップしています。冷気を寄せ付けず、結露を発生させないのはもちろん、遮音性にも優れ、静かで快適な暮らしを実現します。
内断熱材と外断熱材(押出法ポリスチレンフォーム断熱材)を合わせた理想的な断熱工法です。ダブル断熱は、国土交通省の認定を受けている安全・安心の工法です。ダブルの断熱効果で、冷暖房費削減など省エネ効果も期待でき快適な室内環境を実現します。また、ダブル断熱は、室内の快適性を実現するだけでなく、建物を湿気から守り、経年劣化を抑制し、建物の寿命を延ばします。永い間、安心して健康に住める家を造るには、構造体の外側に断熱材を設置する外断熱工法を施工し、さらに壁内にも断熱材を施工するダブル断熱を行うのが理想的なのです。ダブル断熱は、一般的な工法に比べて手間やコストがかかってしまうというデメリットがありますが、皆様に永く健康的に暮らせる家に住んでいただきたいと考え、グランホームではダブル断熱を採用しています。
木材にとって過剰な水分は、木を腐らせ、シロアリやカビの発生を促進し、住まいの大切な柱などの構造部分をむしばんでいく原因となります。日本は、夏に湿度が高く(空気中の水分量が多い)、冬は加湿や結露により水分が充満しています。さらに最近では、技術の発展により住まいの気密が高くなり、夏でも結露が発生しやすくなりました。結露は室内と室外の温度差によって発生するので、断熱が十分にされていないと水分は過剰なまま室内や壁内に残り、家の寿命を短くする原因を呼び寄せるのです。その点を、ダブルの断熱効果で室内外の温度差を少なくし、結露を起きにくくすることで防ぎます。
グランホームは、皆様に安心してお住まいいただける住宅をお届けするために、建築基準法、住宅の品質確保の保進等に関する法律などさまざまな法的規制を基に、当社独自の厳しい品質基準を設定。それらを遵守した設計を行うことにより、より安全で、より快適な住宅品質を備えた住宅として、皆さまの信頼をいただいています。
住う方にいつまでも安心して暮らしていただけるように
写真は、国が指定する第三者機関による現場の検査風景。建物の安全性を確保するために、しっかりとした地盤調査はもちろん、設計当初から構造設計者との入念な協議を重ねて、適正な構造計画を実施。さらに第三者機関の審査を受けて取得し、安心して暮らしていただけるよう、取り組んでいます。
技術者の視点と、お客様の視点で物件をWチェックする精緻な管理
クオリティを保つために設けた、独自の企画と仕様書をもとに住戸の本体のみならず、土地の地盤、仕様部材、インフラに至るまで徹底的にチェックを行う。施工中も各段階において綿密な巡回検査を行うなど、入念な品質管理を徹底しています。
住宅性能保証のメリット
住宅性能保証は付保された住戸について、欠陥や表示が真実と異なるなど何かしらのトラブルが生じた際、品確法により国土交通大臣が指定する「指定住宅紛争処理機関」に紛争・仲裁処理を申請でき、調停や斡旋を受け取ることができます。
建築段階…基礎配筋から竣工まで2回の検査を実施
「住宅性能保証」は現場で設計図通りに建築されているかどうかチェックするため、工事段階に計2回の厳しい現場調査を行い、保証されます。
お客様の一生涯のパートナー、アドバイザーとして、ご安心いただくための取り組みを行っております。
建物完成までの徹底した工程管理
JIO(日本住宅保証検査機構)による「新築住宅瑕疵保険」を導入。中立・公平の第三者機関であるJIOが、配筋検査・防水検査・主要構造部の2回に渡る現場検査を実施します。検査に合格し、保険証券が発行された住宅にはJIOに保険対象住宅として登録され、住宅の引渡しから10年間、基本的に関わる重要部分について保証いたします。保険対象範囲は、住宅品質確保法に基づき定められた、構造耐力上必要な部分及び雨水の侵入を防止する部分が対象となります。
安心の10年保証瑕疵担保責任保険
第三者機関であるJIOの現場検査員が2回の現場検査を行い、瑕疵に対する10年間の瑕疵担保責任保険が適用されます。また、建物完成後、瑕疵と分かるとその瑕疵を直すために補修費用が2000万円を上限として支払われます。手直しのための工事は、業者が健在である限り、瑕疵を直すのも建物を建てた業者で、保険金も業者の方に支払われます。お引渡し日から10年間の瑕疵担保責任の範囲が保険対象となり、瑕疵が発見された場合、当社が住宅瑕疵担保責任に基づき補修を行い、住宅瑕疵担保責任保険法人は補修費用の一定割合を保険金としてお支払いします。第三者機関による厳しい施工チェックを基に、安心と信頼の住いづくりを実現します。